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漆黒の翼厳しめ話を書く時に、関税などの設定を再確認していて気付いたのですが。

教団の設定に、運営資金はキムラスカ・マルクト間の関税と信者からの寄付金というものがあります。

原作で関税の話が出た時には、ナタリアが『ダアトがあってこそ敵国マルクトとの貿易が成り立っている』と言っていたものですが、キムラスカとマルクトの戦争自体にダアトが暗躍していたなら、両国が敵国故に直接輸出入できない一因もダアトにあり、中立として敵国同士の輸出入を仲立ちするという立ち位置はマッチポンプだったということになります。
またこの関税のためにキムラスカでは食糧や薬が高騰しているというような台詞があったので、恐らくマルクトでは逆にキムラスカ産の譜業が高騰していると思われ、両国の民衆の生活にも関わっています。
また信者からの寄付金も、預言に従えば繁栄が訪れるという信仰が元にあるので、預言の末路が世界の滅亡ということは、教団は結果的に嘘の教義で民衆を騙して寄付金を得ていたということにもなりますね。

マッチポンプで他国の民衆の生活を圧迫する関税と、滅亡預言を守るべき、繁栄が訪れると騙した上の寄付金が運営資金…。
裏面の事情がどの程度民衆に公表されたのかわかりませんが、知られたら民衆から恨みや不信感を買いそうですね。
可愛さあまって憎さ百倍。信仰が深かった分、教団に金銭で尽くしたり預言遵守で従ってきた分、それが反転した時の失望や怒りや嫌悪も深くなりますから。
滅亡預言の『監視者』をしていたユリアシティの住人なんか、もう外郭大地でユリアシティ出身と名乗ることもできないんじゃないでしょうか。

少なくとも大規模な寄付をしていたと思われる両国の上層部には知られて以前のような預言盲信ではなくなり、キムラスカとマルクトが和平を結んでダアト・ケセドニアを介さずに直接輸出入ができるようになったとすれば、教団は二大運営資金を失い、財政難に陥りそうです。

宗教改革してやり直すようなことも言われていましたが、既得権益を失うことに猛反発して、昔のように寄付金を得るために預言信仰を復活させようとか、関税で儲けるためにキムラスカとマルクトの和平を壊して戦争状態にしようとか、欲得のために盲信と戦争を煽るような教団員もでてきそうです。
そうなればキムラスカとマルクトを争わせるために暗躍したのが発覚して両国に攻め込まれてダアト滅亡とか属国化とかのフラグになりますし、やはりあの後の教団のトップは生半可な人間には務まりそうにないですね。

こんな中にティアとアニスが残り、教団の運営に発言力がある立場になっているとすれば、尚更教団の未来が暗くなりそうです。
同行者が真っ当なら、皇帝の親友兼懐刀や王女や貴族子息で次期国王(?)と親密な人間が教団にいるというのは明るい点になるのですが。

ルークが帰還したとしても、ルークとティアが結ばれればファブレ公爵子息、ファブレ子爵、国王の甥であるルークにダアトとの縁を作り、教団で揉め事が起きた時に巻き込まれるフラグを立ててしまうということにもなりますし、ティアはルークに対して支配的というか、ルークを利用したり思い通りに動かそうとする所があったので、ダアトでの騒動にルークとファブレ、キムラスカが巻き込まれたり利用されるのを嫌って反対されそうです。

何年か後にはあっさりキムラスカかマルクトに支配されたり、パダミヤ大陸をキムラスカとマルクトで分割されたりしていたりして。

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