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久しぶりにTOAのドラマCDを聞き返しているのですが、原作準拠の部分はもちろん、原作にないオリジナルシナリオ部分が相当に突っ込み所ありまくりでした。

序盤にタルタロス独房でルークがティアの名前を呼ばず『お前』と呼び、ティアに無視されて根負けしてから名前を呼ぶという場面があり、まるで名前も呼ばない礼儀知らずなルークの方が悪いような雰囲気なのですが、ルークにとってのティアは『屋敷を襲った犯罪者』や『不審者』なので、シナリオの雰囲気と実情が噛み合わず、無視したティアが正しいような感じで進むことへの不快感と疑問、ティアへの悪印象が残ります。
しかもこれがドラマCDにおけるルークとティア、主人公とヒロインの初会話だったりします。

これはゲームにはないドラマCDオリジナルのやりとりで、他にもドラマCD独自の会話が結構多いのですが、一見ルークが悪い様に責められて進んでも、状況や経緯を考えると逆にティアたちの方が傲慢や非常識になってしまっている所があります。
この初会話もルークとティアは大抵の主人公とヒロインのような仲間や友人ではないので、ティアがルークに仲間のような態度を要求すると、ティアが自分が仲間ではないことを忘れているように、その前の犯罪などを軽視しているように映ります。
またガイが屋敷が静か過ぎることに気付いて不審がった所をティアに襲われ、恐らく殴られたか何かして気を失わされたと思われる場面など仲間同士の態度にも悪印象の残るものがあります。

襲撃後に屋敷にかけつけたナタリアとガイの会話など、原作で気になった所が独自に描かれているのは嬉しいのですが。
でも此処もナタリアが敵国マルクトに連れて行くようガイに要求するなど突っ込み所が多々あったり。
ナタリアは自分がインゴベルトに説明して取り成せば済むと思っているようですが、投獄や処刑レベルの重罪を王女の権限で国王から守れるとは思えません。
ガイが「私が処刑されます!」と慌てているのに、処刑と聞いても慌てた様子もなく「責任をもってあなたの命を守ります」と返す辺りも、国王からガイを守れると確信している所が逆に、普通なら通せないワガママを通してきてそれが当然だと思い込んでいるという感じを受けてしまいました。

色々考察したり他サイト様の作品を読んだりして、以前よりも矛盾点に気付き同行者への点が辛くなっている分、初めて聞いた時よりも突っ込み所が増えていて、ある意味新鮮な気持ちで聴けました。
そのうちドラマCD設定で厳しめを書くかもしれません。

これを機に漫画や小説などももう一度読み返して見ようかと。
漫画はジェイド、アッシュ主役のスピンオフがあるので三種類、小説は二種類とTOAは派生作品が多いですね。

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