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TOA関連本ではテイルズ15周年記念本や3DS攻略本も持っているのですが、これらにもなかなか突っ込み所が。


テイルズオブ大全のティアのページの記述なのですが、『問い質そうと』『貴族屋敷の庭に佇む兄に』『斬りかかった』というファブレ家襲撃の説明が理解できません。
ティアは会話する時にわざわざ侵入が必要な他人の家を、それも大勢の住人への無力化が必要な貴族の家を選んだり、会話する相手に斬りかかるのでしょうか。
ガイがティアの気持ちが分からないのはティアをちゃんと見ていないからとか言っていましたが、あの場面のティアをちゃんと思い返すと覚悟!と叫んでいましたし、貴族屋敷に侵入してから庭に辿り着くまで攻撃譜歌使いまくってましたが、そんな襲撃が兄妹の問答のためだったと?
ちゃんと見れば見るほど冷酷さや傲慢さが深まり、知れば知るほど意味不明になるのですが。

『兄を問い質すため』にたまたまヴァンがいたファブレ家やルークは下級譜術に匹敵する譜歌で攻撃されながら中庭まで侵入されたというのでしょうか。
暗殺のためでも迷惑と意味不明なのは同じですし、襲撃の直後に『危害を加えるつもりはない』とか言っていたので、危害を加えるつもりはないけど危害を加える譜歌で攻撃したティアらしい意味不明さと言えるのかもしれませんが。

その後にはルークを『世間知らずと呼ぶにも手ぬるい、態度ばかりが大きな御曹司』と評していますが、『問い質すため』に『貴族屋敷』で『譜術に匹敵する威力の譜歌で住人に攻撃までした』世間知らずで、その危害を加えて巻き込んだ御曹司を戦わせたり盗賊にも劣る様に罵っていたほど『態度の大きな加害者』だったティアは一体どう評せば。

タルタロスでティアがルークに言った『戦場に正義も悪もない』という台詞の解説に、戦場での習いも知らぬまま、無自覚に人を殺めたものへの極めて現実的な忠告とありますが、『危害を加えるつもりはない』と無自覚に、譜術に匹敵する威力があり人が死ぬ危険もある攻撃譜歌を無関係な沢山の人に使いまくったティアから、その譜歌で攻撃されて下手すれば死んでいたルークへの忠告ということでしょうか?
戦場は殺るか殺られるかなら、まず屋敷を襲撃してルークにも攻撃している信用のおけないティアを、殺られる前に甘さを捨てて始末するべきとなってもおかしくないのですが。

戦場の習いや厳しさを教えるにも無知や傲慢を嘲るにも、ティアは壊滅的なまでに立場も前科も言動も、ルークとの出会いも関係も状況も、加えた危害もその後の態度も問題がありまくり、ティア自身に跳ね返る諸刃の刃にしか見えませんでした。

他にもティアの所は突っ込みが追い付かないほど矛盾点やティアに跳ね返る記述が多く、読んでいて目が滑る滑る。
ルークとは犯罪で出会っているとか譜歌で住人やルークを攻撃したとかその譜歌の威力や危険性とか、ティアの行動をちゃんと見れば見るほど理解不能になっていきます。
アニスの所は自己嫌悪を押し出した懺悔のようになっているので、余計にティアの紹介が悪い意味で引き立ちます。


ガイの所ではガルディオス家を『誇り高い己が一族』と評していますが、ガルディオス家が本来はユリアの子孫を護るための主従関係だったのに、幼いヴァンへの苛酷な実験と、マリィベルを含めたホドの住人への死んだり障害が残る可能性があるレプリカ情報採取が、領主であり主家である伯爵の承諾なく行えたとは考え難いことを思うと、少なくともガルディオス伯爵が、真に誇り高い人物であったのかガルディオスの使命に忠実だったのか疑問です。
恐らく幼いガイは何も知らなかったとはいえ、終盤のマリィベルレプリカの存在など気付ける状況にはあるのですが、気付いた時に父親への評価と誇りはどうなるのでしょう?


ピオニー、フリングス少将、セシル少将も大きな全身イラストとプロフィールが掲載されているのは嬉しかったのですが、ピオニーは身長体重不明、フリングス少将とセシル少将は年齢出身不明で性別と職業と一人称のみ。
この二人とグレン・マクガヴァン将軍の年齢や出身が気になっていたのですが、何処かにあるのでしょうか?
ピオニーとジェイドが相当に若作りなので、彼らも実は30代後半だったりして?
出身もジェイドがフリングス少将はお金持ちだとか言ってはいましたが、貴族なのか平民なのか。
若くして少将というのは貴族っぽい気もしますが、ヨーロッパでは平民出身の士官もいたので平民の可能性もあり判断材料としては弱いです。
ジェイドもカーティス家は軍の名家とは言われているものの貴族という話は出ていませんし、実家も幼少期の様子を見ると貴族っぽくないですし。
ネフリーさんが子爵なのは何かの功績で爵位を得たのでしょうか。
ただフリングス少将が平民だったら没落したとはいえお家再興を志しているセシル将軍との結婚が、セシル家再興後に貴賎結婚になることへの言及がありそうなので、やはり元伯爵家の、それもお家再興を目指している娘との婚約に問題がない貴族出身者かなと。

巻末にはテイルズ作品の用語辞典があり、TOAの説明はパーフェクトガイドのものと同一でした。
3DSのコンプリートガイドの巻末にもキャラ名観という各キャラの説明があり、大抵のキャラはパーフェクトガイドの方が詳しいですが、こちらはパーフェクトガイドでは名前だけだったノエルとギンジが3DSコンプリートガイドの方は『ニークス』という姓も明記されるなど新しい情報もありました。

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